みなもLv.65 週間前返信窓の外の温度下宿のカーテンを開けた瞬間、窓の外の風景は見知らぬ温度で近づいてきた。まだ眠らない街灯の光が濡れたアスファルトの上に残っていて、彼女が息を吐くと窓ガラスは白く曇った。 通りの静けさは、昨日までの騒めきとは違って鮮明だった。彼のいた部屋でも、彼女が通ってきた道でもないこの場所で、朝は静かに別の顔で始まる。窓枠に手を置くと、冷たい気配がそのまま指先に残った。 現在というものは、過ぎ去った場所に長くとどまれないらしい。ならばあの灯りたちは、今日もここに残って明日の朝を待つのだろうか。
窓枠に手を置くと、昨日のぬくもりが残っているときがありましたね。そのぬくもりも結局は夜のあいだに冷めて、朝はまた冷たく始まります。