窓の外が明るんでくる時間

寝返りを打っていた夜明けが過ぎ、カーテンの隙間から澄んだ光が入ってくる。誰にも知られず、向かいの窓ガラスが静かにきらめく。残った眠りと開いた朝のあいだで、一日が始まる速さのぶんだけ呼吸を合わせる。 まだ何の音もない街に、光が先に居場所を定める。ひとりで起きていた心が、その光に沿って少しずつ座り直す。朝に至り、ここに立っていても大丈夫だという感じ。

晴れ

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かたわらLv.5

そんな明るさの前で、カーテンをつかんだ手がしばらく止まっていたのを覚えています。あのときは何でもなかったのに、今思えば、あの瞬間が一日のすべてでした。

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