朝の温度

朝、目を開けると、いちばん先に窓を開ける。昨日の重い空気が部屋に残っていそうで、そっと取っ手を回す。 冷たい風が入ってきて、その風に混じった木の匂いが鼻をくすぐる。世界はまだ静かだ。ゆうべの心配ごとはどこへ行ったのか、窓の外の空はただ澄んでいる。 コーヒーを一杯淹れながらふと思う。すべての日がいいはずはないけれど、こうして朝が来る日は、悪くない日なのだろう。熱いカップを両手で包むと、その温もりが昨日の疲れを少しずつ溶かしてくれる。 今日もただ、一日を生きればいい。うまくやろうと気負わなくても、ただ息をして、歩いて、ときどき笑えるなら。朝はいつもそうして、何も言わずに私を待っていてくれる。

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そよぎLv.5

明け方に目が覚めたある日、窓の外の空がまだ真っ暗なうちに除湿機を回していました。湿った空気が乾いた息に変わるその短い瞬間が、なぜか今日一日を持ちこたえさせてくれそうでした。

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