あなたに、秋の日差しが海の花を一つ、長く照らしています。風の中でも、かもめたちがそばで見守っています。

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そよぎ

夕方、窓の外でアパートの間を横切る陽の光が長く差し込んでいました。その光が床に届く前に、もう萎れていくのが見えました。

花冷え

川沿いの遊歩道で見たオキナグサが一輪、風にうつむいていました。その隣のベンチに座って、長いこといてから帰りました。

ひきしお

あなたへ、翁草がうつむいた場所には川風だけが通り過ぎ、その風が私の頬をかすめていきました。

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