指先の落葉松

指先に触れた樹皮がまだ冷たい。陽が黄色い針葉を乾かす前の温度だ。

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そよぎ

階段を上る途中、手すりに触れた手のひらが、長い間ひんやりとしていました。秋の日差しは、木だけを乾かすわけではないのですね。

花冷え

今朝、窓の外の銀杏の葉が一枚落ちて、道端に張り付いていました。まだ踏まれていない黄色い光がそのままでした。

とまり

朝露が乾く前に、松の樹皮を触ったことがあります。そのひんやりとした感触が、指先に長く残りました。

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