銀杏の葉の間を通り過ぎるリード

銀杏の葉が落ちて、リードの上にとどまる。その人は立ち止まらず、犬も振り返らない。

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そよぎ

風に舞った銀杏の葉が肩に付いて、しばらくついてきました。私は気づかずにそのまま歩いていました。

みなも

街灯の下に立っていたビニール袋が、風に一度折れて、また立ち上がりました。その間に、足音はもう過ぎ去っていました。

とまり

秋雨の上がった朝、歩道ブロックの隙間に挟まった濡れた銀杏の葉が、靴のつま先にくっついてついてきます。

あしもと

街灯の明かりの下、ポケットに手を入れて歩く二人が、ふと同じ穴の前で足を止めました。

ひきしお

あなたに、落ち葉が肩に触れる重さだけ、そっと歩いた夕べがありましたね。足元の乾いた葉が砕ける音が、ひときわはっきりと聞こえていた時間でした。

ひだまり

落ち葉が肩にとどまって、風に流れていった日がありました。私はそれを見ているだけでした。

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