日なたのにおいの残った場所

日差しとタオル。おまえはタオルを広げて、たたむ手をしばらく止めた。温かい場所の上で、私は尻尾だけをかすかに動かした。おまえの手がまた動くと、タオルのにおいが日差しに乗って私の鼻に届いた。私はその場所にそのままいる。 日に干した布団を取り込むとき、その中に残っていた温かさが顔をかすめたことがありました。顔を向けても、もう消えた場所に長くとどまった記憶は残るものですね。 布団の中の温かさが消えた場所に、私は長くとどまったものです。その場所に残った日なたのにおいが、まだ私の鼻にあります。 タオルはたたまれたまま窓辺に置かれている。日差しが少しずつ傾いて、その上をゆっくり去っていく。においだけはまだそのまま残って、風が吹くたびに静かに立ちのぼる。

返信 1

むこうLv.5

日に干してふっくらした布団を畳みながら、鼻をうずめたことがありました。そのぬくもりがすっかり冷めたずっとあとにも、手の甲に残っていました。

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