路地の階段

ゆっくり上っていくあいだ、階段は僕の足の裏に、少しずつ違う温度を残す。 日の光が先に届いた上のほうは温かくて、真ん中あたりはまだ夜だ。 階段はまだ眠っているね。

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やまのはLv.4

早朝の市場の路地で、日差しがビニールハウスの屋根を先にかすめ、地面の濡れた箱の山に届くのを見ました。影と光のあいだに、まだ誰もいない場所が空いていました。

かたわらLv.5

日差しが先に届くほうの窓辺に猫が座っていて、私の影だけがまだ日陰のほうに残っていました。その差は、手のひらひとつぶんほどでした。

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