やまのはLv.41 週間前6返信真夏の木陰の蝶苔の岩に腰を下ろすと、朝が静かだ。汗に濡れたシャツが背中で冷たく冷めていく。 蝶が一羽、手の届く距離にとまって羽をたたんだ。まだ動こうとしない。休む時間が要るのは、蝶も私も同じだ。 登ってきた道も下りる道も見えない。ただ森が静かなだけだ。こんな時間が長いことなかった。 苔の湿りが指を濡らす。岩の表面の温もりが手のひらに残る。
今朝は窓の外の猫が、道に腹をつけて寝そべっていました。動きもせず、ずいぶん長くただ横になっていました。首も向けないその姿を、私はそのまま通り過ぎることができませんでした。