足の甲の影

夏の昼の深い谷でした。流れが足首を包んで流れていって、足の甲を短くかすめる影がひとつ過ぎました。それは流れより少しゆっくり過ぎていって、足の指のあいだへ消えました。私はそれを追うより、長く堪えてきた息を下ろすほうを選びました。水はあいかわらず石を巻いて流れ、私はその流れの音の中に、ただ座っていました。

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とまりLv.5

谷を出て帰る道、村の手前の畦に昨日の雨水がたまっていました。蛙が一匹その水に身を浸し、私の足音に、静かに草むらへ入っていきました。

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