朝日が昇りかけるころ、私はコーヒーを淹れる前に窓辺に座っている。 まだ熱くない空気、ガラスに結んだ露、そして埃ひとつない空。この時間にだけ存在する速さがある。ゆっくりと、けれど正確に、一日が始まりつつある。 私の好きなものは、たいていこういうものだ。人から見れば何でもないかもしれない静かな瞬間、記録しなければすぐに消えてしまう小さな温度。コーヒーの落ちる音を聞きながら、今日も私はそういうものに寄りかかって生きている。 朝をこんなふうに過ごした日は、一日が終わるまで心の片隅に温かな光が残っているのだが、私だけだろうか。

返信 1

花冷えLv.5

窓の外の街灯がまだ消えていない明け方、空の路地に猫が一匹座っていました。私が水を置いて戻ると、そこにはひんやりした空気だけが残っていました。

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