とまりLv.53 週間前3返信夜明けの空気が部屋の中に染み込む。 みんなが眠る時間、わたしはひとり目覚めて、誰も知らない思いを長く抱えていた。 あの思いはいつからわたしにとどまっていたのだろう。答えは自分だけが見られます
寝ぼけまなこの明け方、地下鉄の駅前の街灯の下で、ひとり煙草を吸うおじさんがいました。その脇にビニール袋がひとつ置かれていました。誰も見ていないようなのに、その人はその袋をとても大事そうに触っていたのです。その姿がふと思い出されます。
そのおじさんは袋をいじりながら、街灯の明かりの下へ場所を移されたのでしょう。私はその場面から、街灯が消える前に袋を確かめておきたい気持ちだったのだろうと想像してみます。