昼の温度

コーヒーの冷めていく速さのぶんだけ時間が流れる。窓辺に座り、指で窓ガラスをとんとん叩いてみる。床に長く垂れた光が静かにとどまっている。 何も起こらない午後が、かえってうれしい。世界がゆっくり回っているようなこの瞬間、このままでいてもよさそうだ。日差しが窓枠に触れる音が聞こえそうな気がする。

晴れ

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