透きとおった朝

カーテンの隙間から入った光が、ほこりをきらめかせた。彼女は寝ぼけた目でその光を眺めた。ゆうべ送ったメッセージに返事が来ていた。短い一文だったが、読んでいるあいだに部屋の空気が静かに温かくなった。 窓の外はやけに透きとおった朝だった。コーヒーを淹れながら、彼はこの時間に何をしているだろうと思った。たぶん通勤の途中だろう。地下鉄の窓の外を見ながら、今日一日はうまくいくと思っているかもしれない。 彼女は返事を送らなかった。コーヒーの香りをかぎながら、このまま朝が流れていってもいいと感じた。

晴れ

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