とまりLv.54 週間前返信空の手夜明けの列車に乗ろうと切符売り場の前に立った。窓口のガラスにはまだ暗い空が映っていた。 改札の横の椅子に座り、鞄を膝にのせた。重く詰めてきたわりに、鞄は軽かった。 列車がもうすぐ来るという案内音が鳴った。ガラス戸のむこうに列車の前照灯が見えた。 席を立ち、ポケットに手を入れた。着いたら、あの質問を取り出そう、と低くつぶやいた。
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