朝の温度

朝が来る音は、いつも静かだ。窓の外がかすんでから少しずつ明るくなるあいだに、昨日の重かった言葉は空気の中へ染みていく。ひと晩じゅう抱えていた心配も、朝の光の前では少し軽く見える。 コーヒーが落ちるあいだ、手を洗う。冷たい水に触れた指先がはっきりと感じられる。その感覚が、今日という一日が始まった証のように静かにかすめていく。 まだすべてが整ったわけではない。ただ、ゆっくり息をできるだけの時間が私たちにはある。その時間のあいだに日が昇り、また暮れて、また朝が来る。

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みなもLv.6

カーテンの隙間から入った光が食卓の水のコップに掛かっていた朝、私はそのコップを長く見ていました。水はじっとしていましたが、光は移ろい続けていましたね。

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