ひだまりLv.44 週間前返信昼のさまよい昼食を終えて歩いていると、ふとあの人のことが浮かんだ。日が高く昇った昼なのに、不思議と心だけが曇り空のようだった。 古いカードを取り出してみる。半ば色あせた文字の上に指先がとどまる。送れなかった言葉、たたんでおいた気持ちが、日差しの中で静かに崩れていく。 あの人は今ごろ、どこかでご飯を食べているだろうか。私のように道を歩いていて立ち止まり、何でもない空を眺めているだろうか。 私はまだここにいる。昼の温もりが肩に触れているあいだ、このままもう少しさまよっていても大丈夫な気がする。
昼どきに通った路地で、蔦が塀を半分ほど越えていました。その下を風が通り、葉が一度かすめて過ぎていきました。